From Hip -11月号-
こんにちは!
いよいよ今年も残り2か月ですね。
さて、15年出場し続けた「武市昌子杯」ですが、今回から名前も新たに、「国際文化着付技術選手権」となり、会場も変わり、はじまりました。
悩み続けましたが、結局、とうとう私は出場せずに終えました。
さみしい様な、ほっとしたような、と申しあげたいところですが、娘の本郷由佳が振袖部門に出場いたしまして、また別の、どきどきを味わいました。(規模が縮小いたしまして、花嫁着付け部門がなくなりました)おかげさまで、ジャーナル賞を頂戴いたしました。ありがとうございました。
私は、初めて由佳の競技を、このコンテストに、自分が出場することなく見学応援いたしました。
第一感想は、自分が出ているほうがどれだけ楽か。この一言に尽きます。
長い間毎日練習をし、子供が寝ている間の早朝、寝付いたからの深夜、お休みを返上しての東京でのレッスン、子供たち、旦那様の理解あってのことのことですが、何より本人の、上手になりたい!
の強い意志がなければたどり着きません。
どれだけやっても、チャンスは一回だけです!これは普段の仕事でも同じこと。お客様の一生に一度をお手伝いさせていただく。一期一会とはまさしくわたくしたちの仕事だなあ。と思います。
コンテストとなればなおさら、このときに普段以上の力を出す!これを目指してトレーニングをいたします。
ずっとハラハラしながら夫と凝視し続け、保育園のお遊戯会の時の様に、胸が張り裂けそうでございました。
スタッフだったならもう少し冷静に分析応援できるのでしょうが、娘となればそうはいかないようです。
競技終了後に次々と出てくるダメ出し、本人が一番よく知っているとは思いますが、口に出さずにはいられませんでした。本来ならまず褒めるべきでしたよね。
そして、競技の間中おとなしくしていた4歳と1歳の孫たちにも、ご褒美をあげなければいけませんよね。
自分が子育ての時には、子供に精いっぱいで、まわりの先輩の母親たちも、若いママが仕事に関わることへの理解が少なかったように思います。私は、今の時代には、非力ではありますが、若いママ美容師をしっかり応援したいなと思っております。
今月は七五三をはじめ、婚礼も承っております。新たにロケーションフォトブライダルのメニューも充実いたしました。
とにもかくにも一番忙しい11月です。
ブライダルに七五三、成人式は来年、再来年のご予約やご準備、そして、卒業式のお衣装合わせなど、次から次と忙しくも楽しい毎日で、あっという間に時間は過ぎ去ります。
こんなヒップにお出かけください。いつものスタイルから、特別な日の装いまで、私たちに全てお任せください。
さあ、扉を開けてください。
この続きはサロンで。
2019年11月 山宮博子