from Hip-12月号-
こんにちは。いよいよ師走となりましたね。
今年も色々なことがあり、ほんとうにお世話になりました。
成人式にて幕開けした年頭、その週には2011年ご成人式のご相談会を開催させていただきました。今月1日には早くも2012年のご成人式のご予約が開始されます。
おかげさまで例年数多くのお嬢様に支持され、ご当日のお支度はもとより、お衣裳からお写真にいたるまでご一緒にプランニングさせて頂き、1年以上のお時間をかけて晴れの日をお迎えいただいております。
なかには、七五三も当店でお支度させていただいているお嬢様たちもいらして、感慨もひとしおでございます。長く続けてきて良かったなあと思う瞬間ですね。
私はもともと着物が大好きで、3歳の頃、叔父の結婚式の列席の際に姉だけが着物を着せてもらっていて、泣きながら自分にも着せろと抗議している写真が残っております。何十年もたってから母が曰くに、私には着せる着物がなかったそうです。ですが、今から50年近くも前の日本にはまだまだ着物は健在で、ときどきウールや銘仙の着物を普段に着せてもらっていた私には、結婚式に列席する着物はアレではないということが理解できずに、なぜ、着物があるのに着せてもらえないんだと憤っていたわけです。
幼心にお洋服よりも着物の方が素敵!!!と思っていたわけです。
私がいかに聞き分けがない子だったか、というひとつのエピソードにすぎませんが、大事な人生の節目には「装う」ということはとても大事です。なんでも簡単に済ませてしまわずに、襟を正す。ご結婚式にはご本人はもとより、ご親戚も、お友達もご列席の折にはそうありたいものですね。
何はともあれ、そんな大事なときにこそお役に立ちたいと私たちHIPは願っております。
そして私のこんな思いが、若いスタッフたちに受け継がれていけばいいなあ。と日々お仕事をさせて頂いております。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
皆様あってのわたくしたちです。来年も私たちHIPから目を離さないでくださいね。
12月はサロンもまたにぎやかです。早く皆様にお会いして、オシャレ談義に花を咲かせましょう。お待ちしています。それではサロンでお会いしましょう。
2010年12月 山宮 博子