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from Hip

2018.06.01

From Hip-6月号- 初めては始まりの日。

今年も早くも半分が過ぎようとしていますね。

今月は全婚東京ブロック大会の月でもあります。本来ならば是非にも花嫁で出場したいところでした。

が、たくさん悩み、プライベートな事由により、今年は出場を断念いたしました。甚だ残念ではありますが、

観戦にはいきたいと思います。ステージからの熱い思いを全身で受け止めようと思います。

このコンテストは私が15年前に初めて帝国ホテルで決勝を観戦したコンテストです。

ステージ上の選手たちの熱い戦いに、ほとばしるような情熱を感じ、同じ美容師として今までの勉強不足が

悔やまれ、チャレンジしたいという熱い思いがふつふつと湧き上がりました。

あの日があり、その直後に初めての着付けコンテスト「武市昌子杯」の出場。散々な結果だったにもかかわらず、今まで感じたことの無い達成感、そして何より、一度に200名以上の選手たちの仕事を目の当りにし、たくさんの気づきや反省を経て、おおいにやる気にもなりました。

それから、着付けのコンテストへの挑戦の日々がはじまりました。

あの日からもともと好きだった着物はもっと好きになり、お客様とは着付を通して、以前よりずっと近づけているように思います。

好きなことを仕事にする。ありがたいことです。

やればやるほど好きになります。それと同様、やればやるほど技量の足りなさ、未熟さ、人としての在り方など思い知らされることは増えてまいります。つらさも好きの裏返しと思い、日々励みたいと思います。

 

今月は、神社様へ婚礼のお支度へも出張いたします。

白無垢打ち掛け、文金高島田です。15年前には、花嫁様のお支度を私がさせていただけるなんて、思っても

見ませんでした。

駆け抜けた15年でしたが、いつの間にやら夢に描いていたことが実現しております。

いままでも、これからも、一途でありたいと思います。

 

さあ夏に向かって、自分磨きを、心も、髪も指先も。

この続きはサロンで

 

2018.年6月

山宮博子

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