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from Hip

2019.03.01

-From Hip 3月号- ご卒業おめでとうございます!

こんにちは!

春3月となりました!

年の始めはあっという間ですね。瞬く間に通り過ぎてゆきます。

大切なこと、大事なことを見過ごすことが無いように、しっかりと目を見開いてゆきたいものです。

 

今月は卒業式の月、幼稚園、保育園、小学校、中学に高校、専門学校や大学生、この頃では珍しくなくなった

大学院のご卒業式など、卒業生様はもちろん、ご一緒にお祝いしてくださる先生お母様たちのお支度も、

たくさん承っております。

中でも、1年近く前からご予約の小学生様たちのご卒業式のお支度は、親でなくとも、

私たちスタッフも、わくわく、どきどきいたします。

当店のお衣装には、小学生様たちには、皆様キリリと肩上げをし、足さばきはお楽なように袴丈も短めに、

しゃきっとお仕度いたします。

小学校の先生たちからは、賛否両論いろいろなようですが、大切な式典の時には「民族衣裳を身に付ける。」この世界的に当たり前の習慣が、日本ではあまりにも少なすぎて、私は悲しくなります。

当店にはお母様たちがお楽にお出かけできるように、たくさんのレンタル衣裳をお揃え致しておりますが、

お母様や、おばあちゃまのお着物があれば、もちろん拝見いたしましますので、どうぞお持ちくださいませ。

喜んでお支度させていただきます。

大人になりきっていない乙女たち。本当にかわいらしく、ご家族でなくとも顔がほころびます。

黙っていれば勝手に年は取ってしまいます。その日、その時でなければできない体験を、たくさんしていただきたいなあ。とおもいます。

昨今、外国からの観光客の方たちは、日本の『きもの』をお召しになりたくて、観光地では、1DAY

レンタル着物が大盛況です!当の日本人の私たちが、この経験なくしてご案内は難しいのでは?

2020年には東京オリンピックが開催!より多くの日本をご案内できるためには、まず私たちが体験する。

大切なことのように思います。

出来ることなら、義務教育の中の、日本の文化を勉強する過程に着物文化も入れていただきたいなあ。とさえ思います。

 

いずれにいたしましても、ご卒業式は次の人生へのステップを踏む大切な儀式。名実ともに衿をただし、

志も新たに、晴れ晴れと発っていただきたいと切に願います。

いつの間にやら親心どころか、ばば心になった私のことですから、お支度の間中口角が上がりっぱなし。

初めての袴に、ドキドキしているお嬢様たちの鼓動を感じ、少し照れてお出かけになるお姿に、幸せな人生が広がりますように、と願わずにはいられません。

 

さて、一枚のお着物から広がる物語は尽きませんが、3月はおしゃれも楽しい季節です。

髪色チェンジ、髪型チェンジ、心もチェンジいたしましょう!

さあ、この続きはサロンで

2019.3月    山宮博子

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